うなぎ二葉
旭川から約145km、一般道を走り3時間半、二葉に着きました。年金暮らしになってから時間だけはたっぷりあるので、高速はなるべく避けております。高速は時間短縮になるので現役で働いていた時は時間がもったいないのでもっぱら利用していました。しかし一般道は走っていてとても興味深いものがあります。いろいろな街を眺められます、高速はほぼ同じ単調な風景。勿論、高速料金で充分ガソリン代が賄えるのも魅力です。タイムイズマネーだから時間がもったいないだろうという考えもありましょうが、年金暮らしにはゆっくり流れる時間程貴重なものはありません。開店5分前の10時55分に到着、駐車場も空いておりました。なにせ人気のある店なので、ラッキーでした。

味はどうなの?
美味しいです。ただ鰻で美味しくないですという店があるでしょうか?ウナギは贅沢品です。天然物でも、養殖物でも私の口に合わなかったものはありません。札幌へ行って食べる店は他に、うな明がありますが、とても混んでいるので近頃はもっぱら二葉に行っています。わざわざ札幌まで行くほど私は鰻好きかというと、実は違います。これもまた妻が大の鰻好きなのであります。そもそも幼少のころ鰻を食べる習慣など我が家にはありませんでした。しかし妻は実家が群馬でそこここにうなぎ屋があったようです。


うな重の松をいただきました。隣の席の強面の二人の男性客はうな重と白焼とビールを食しながら、ドスの利いた声で会話をしていました。すすきのに近い土地柄で、あるあるですね。
鰻の思い出
旭川にたつみといううなぎの店がありました、たつみは蒸さずに焼く店でした。私はそちらの方が好きなのですが、もうすでに閉店して20年近くになりますか?美味しかったです。小さな店でカウンターで食べるのですが、焼いているのを見ながら食べる鰻は最高でした。それともう1店。旭川の隣町、深川のうなぎ屋。この店もだいぶ前に閉店しましたが、鰻が2段に入っている超贅沢なうな重でした。鰻米鰻米とぎっしり鰻が入っていました。旭川から知人が訪ねてきたとき連れて行くと大変喜ばれました。店名は覚えていません。跡継ぎがいなかったのか残念であります。無くなった店だから美味しく思うのではなく、無くなっても忘れられない美味しかった店だから忘れられないのです。時々の食事をした相手とか状況とか、うな重のあまじょっぱい味とともに思い出される今日この頃です。
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