北工房

珈琲を楽しむ喫茶店

 珈琲を楽しむ喫茶店なんて書き出しで始めると、当たり前だろ喫茶店なんだからと言われそうですが、近頃の喫茶店はカフェなるものが主流のようで、古い人間には洋風甘味処という感じで、それを否定するわけではありませんが、喫茶店は珈琲を楽しんでこそ喫茶店だろという思いから珈琲を楽しむ喫茶店と書き出しました。何を言いたいのか思考がループし文章が支離滅裂になりました。本当は純喫茶と表現したかったのですが、石村(ご主人)さんは蘊蓄のある人ですから、いやいやそれは違いますと否定されそうなので恐る恐る珈琲を楽しむ喫茶店と書き出しました。カウンターを挟みご主人と会話を楽しむというコンセプトで自家焙煎の珈琲の美味しいお店です。これは多分否定されないであろうと思うので書いておきます。

基本的情報

 北工房の所以であろう突き出し看板とか、玄関で靴を脱ぐシステムとかは他のブログに譲るとして、これも勿論北工房をご存知の方なら当たり前の話ですが、大豆ブレンドコーヒーは北工房を代表する顔の商品です。この大豆ブレンドコーヒーを耳にするたびに思い起こされるのは私の小学高学年時代の思い出です。夏はヨンカシュッペ川でよく友達と水浴びをしていました。ちょっとした急流もあり結構な運動になり、疲れた私たちは熱くなった岩の上に座り、先輩方の真似をして、土手に生えているタバコ代わりの乾燥した小枝のような植物に火をつけ吸ったものです。そもそもタバコなど吸ったことがないので、それがタバコのようなといってよいのかどうかは、分かりませんが大人になった気分でした。勿論合法的行為ではなかったでしょうが。珈琲が苦手な方はカフェインが少なめな大豆ブレンドコーヒーから始めるのが良いのかもしれません。大人への第一歩、それが大豆ブレンドコーヒーかもしれません。

美瑛一の大男

 写真を載せてよいかと確認したらいいとのことなので、載せました。他の写真より大きく掲載したのは本人が美瑛一の大男なので小さくは収まらなかったからです。ご主人は来る日も来る日もこの場所で珈琲を煎れているのです。この日は国慶節ということで中国の方が次から次へと来店しておられました。この店のシステムをよくご存知のようで、特に大きな声で会話をする人もいなく、しゃべらなけらば日本人で混雑した店という感じです。いえ、というより私は勿論中国語など理解できないので、日本人が横で会話しているよりも全然耳障りではありませんでした。かえって久しぶりに行った北工房でご主人と会話ができました。

緑茶の味わいの珈琲

コロンビア El Paraiso Anaerobic

     GREEN TEA

 緑茶の味わいの珈琲があるからと勧められ頂きました。あまり嗅覚が良い方ではありませんのでそこまで緑茶とは思いませんでしたが、味は流通している珈琲よりは苦みがなく飲みやすい珈琲でした。器もどこだかの海外のブランドでこの珈琲に合わせたとのこと。詳しいことは北工房に行って体験してください。また今回の珍しい珈琲豆で思い出されるのは過去に、もう10年以上前ですが北工房でマラゴジッペという大粒の珈琲豆を飲んだことです。やはり大男にはこのぐらいの豆でないと満足しないのかとその時思いました。普通の豆の2倍ぐらいはあったのではないでしょうか。時代が移り、客層が変わっても、美瑛一の大男は豆を焙煎し来る日も来る日も珈琲を煎れていく事でしょう。また行きまーす!

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